ベランダ防水や屋上防水で最強の防水がFRP防水です
天井から雨漏りが発生したことがあるという方、雨漏りの上にベランダがありませんか?屋上があったりしませんか?心当たりのある方、ベランダや屋上の防水工事をしたら雨漏りが止まったのではないでしょうか?ベランダや屋上の防水は疎かにしていると雨漏りの原因となります。防水工事が必要になってきますが、最強の防水工事がFRP防水です。ユニットバスの浴槽や船の船体、貯水槽など水漏れがあってはいけないところでこのFRPが使われているので防水性の信頼度は100%です。
FRPとはFiber Reinforced Plasticsの略で、日本語に訳すと繊維強化プラスチックというガラス繊維で強化したプラスチックという意味です。繊維を混ぜることによってプラスチック単体では弱いひっぱりや曲げに強い層ができます。この上に防水塗装を施したものがFRP防水です。人が歩くベランダはもちろん、ショッピングセンターなどで見られる屋上駐車場にも使われているので、車が乗っても問題ない強度を誇ります。
元々FRP防水だったベランダや屋上は防水塗装の塗り替えを7年~10年位の周期で定期的に行ってください。
定期的なメンテナンスでFRP層は25年~30年もちます。メンテナンスをしていればFRPのやり直しも重ね張りで可能です。
元々が他の防水でFRPにやり替える場合や、重ね張りができないくらい劣化してしまった場合は新規で防水工事を行います。その工程をご紹介します。既存のベランダや屋上をきれいに洗浄してから、12mm厚の構造用合板を敷きます。防水面をフラットにするためです。その合板にプライマーというこの後敷くガラス繊維と合板の密着を高める接着剤の役割がある塗料です。上の写真左のほうが濡れた感じがあるかと思いますが、プライマーを塗布した後の写真です。
ガラス繊維シートを敷いていきます。左の写真の白いのがガラス繊維シートです。10μ(ミクロン)ほどのガラス繊維を数100本束ねた小野をランダムにシート状に成型したものです。ガラス繊維を敷き詰めた後、ポリエステル樹脂を上から塗ります。樹脂で一体化されるのでつなぎ目のないガラス繊維で強化されたプラスチック層が出来上がります。
防水塗料を塗っていきます。まずは中塗りです。この防水塗料が7年~10年で塗り替えが必要となります。定期的なメンテナンスを行うことで防水層が長持ちします。
上塗り、トップコートを塗ります。これが一番上に来る防水層です。トップはツルツルだと雨で滑って危険なので、
骨材という砂粒のようなものを混ぜた塗料を使います。
これが新規でFRP防水を作る手順です。
つなぎ目のない防水方法なので人が歩き回るベランダや、車の出入りがある屋上駐車場などは特に効果が高い防水方法です。
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