松本地域の皆様へ伝えたい屋根塗装のDIYをお勧めできない理由
松本地域の皆様だけでなく、全国の方へ 屋根塗装のDIYはお勧めできないというか、しないでほしい理由をお伝えします。暖かくなったからとか、自粛自粛で家にいることが多くなったから屋根でも塗るかという方もいらっしゃるかと思いますが、これを読んで少しでも自重していただけたらと思います。
屋根塗装は当然ながら高所作業です。下屋根で3m、大屋根では6mにもなる高いところです。万が一落ちたら無事で済むはずがありません。少しイメージしてください。ローラで屋根を塗っています。進む方向は自分の前方向ですか?後ろ方向ですか?前に進むと今塗ったところを踏むことになりますよね。だから進む方向は後ろです。塗り進めていくと軒先になります。気が付かずに進むと空中になってしまいます。落下します・・・我々プロでも全国では落下事故が起きています。だから安全対策には特に気を使っています。皆様から頂く工事料金の中には安全対策費も含まれています。
屋根塗装は危険な作業です。だからDIYはしないでください
写真の白い部分は屋根が白かったわけではありません。下塗り用の塗料を塗ったところです。下塗りの存在をご存じですか?下塗りは屋根面と塗料の密着を高める塗料です。これがないと下の写真のようにすぐに剥がれてしまいます。
絶対剥がれます こんな風に・・・
また、屋根材によって塗料を変える必要があります。ホームセンターの塗料売り場に行くと、塗料の缶には屋根用塗料とか、ルーフペイントとか書いてあります。屋根ならなんでも一緒と思って買ってしまうと、その塗料はご自宅の屋根には合わない塗料かもしれません。
皆様は屋根塗装をしようと思ってホームセンターへ道具を買いに行きます。サゲツといって塗料を小分けにしていれる網がついた小さなバケツ、塗料を塗るローラーを買ってきました。それではちょっと道具が足りません・・・私たちプロはこのほかにマジックロンというたわしのようなものと刷毛は最低限用意します。マジックロンはサビや汚れをこすり落とす道具、刷毛は細かいところを塗るためです。筆のような細いものから大きいものまで、プロの職人は何本も刷毛を用意します。写真のように角のローラーでは塗れないところには刷毛で塗って、広い面をローラーで塗ります。こうすることで塗り残しがなくなります。
知識や技術もそうなのですが・・・何度も言います!屋根塗装は危険な作業です。万が一があれば命を落とす可能性がある作業です。DIYはお勧めできません。というかやめてください
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