超高耐久フッ素樹脂塗料とは?メリット・デメリットをご紹介
超高耐久として知られているフッ素樹脂塗料。フッ素樹脂塗料って何?どんな塗料?フッ素樹脂塗料を塗ることのメリット、デメリットは?そんな疑問を解きつつ、弊社がおすすめするフッ素樹脂塗料をご紹介していきます。
まず弊社ではAGCコーテックのフッ素樹脂塗料をお勧めしています。ここではAGCのフッ素前提でお話を進めたいと思います。【AGCは旭硝子の塗料部門の会社です】フッ素樹脂は蛍石というフッ化カルシウムを主成分とした天然石から採取されます。これをAGCコーテックが世界に先駆けてルミフロンという塗料用の原料化に成功しました。他の塗料メーカーもフッ素樹脂塗料を出していますが、原料のフッ素はこのルミフロンを使っています。このルミフロンを原料として塗料化したのがルミステージシリーズです。以前は一般家庭では使えないほど高価な塗料で、公共施設などにしか使われていませんでしたが、現在では技術開発が進んで一般家庭でも多く使われるようになりました。
フッ素樹脂塗料の最大のメリットは高耐久性にあります。AGCのフッ素は分子の結合力が高く、紫外線が塗膜を破壊するエネルギーよりも、その結合力のほうが強いです。つまり紫外線の攻撃力よりもフッ素樹脂の塗膜の守備力のほうが高いというわけです。そのため長期間塗りたての光沢を維持してくれます。全く同じ時期にお隣同士で行った屋根塗装、片方はシリコン樹脂、片方はフッ素樹脂塗料を塗装しました。昨年その両宅を10年点検で訪問しました。点検結果はシリコンを塗ったほうは次の塗装時期が来ていましたが、フッ素のお宅は塗りたてのようなツヤが残っていました。そのくらい差が出る塗料です。
AGCコーテックのフッ素樹脂塗料は簡単に手に入る塗料ではありません。メイクアップショップという認定施工店でしか取り扱いができないのです。原料メーカーの旭硝子、塗料メーカーのAGCコーテック、認定施工店の弊社3社がサポートをする仕組みになっています。このサポートシステムで塗料業界では唯一のメーカーの塗膜10年保証に入ることができます。家電でもなんでもメーカー保証が付くものはその保証期間を短く設定しています。10年保証はつまり20年くらいは対候性がある証だと言えます。ちなみに弊社はこのメイクアップショップ加盟店で施工実績中部地区2位を5年連続受賞しています。ルミステージは世界一高い電波塔や沖縄の水族館、〇〇ブリッジといった簡単に塗り替えができない建造物などにも使われています。
フッ素樹脂塗料のメリット、デメリットをまとめます★★メリット
◆耐候年数が長い【紫外線に強い・密着力が高く剥がれにくい】
◆防カビ、防藻性が高い【汚れやカビ、コケが付きにくい】
◆防汚性が高い【親水性が高く汚れが落ちやすい】
◆耐摩耗性が高い【表面が固くツヤが引けにくい】
★★デメリット
◆値段が高い【シリコン樹脂塗料や他社のフッ素よりも高い】
◆塗装できない屋根外壁がある【2度目以降の塗り替えはできません】
【劣化が激しい屋根外壁には塗れません】
◆知識、技術を必要とする【ちょっとだけ塗装するのに技術が必要です】
塗装対象を選ぶ塗料ですが、塗装できる屋根や外壁であれば、一押しの塗料です。興味のある方は是非ご相談ください。無料診断の上、ご提案させていただきます。
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