諏訪市大和でエコキュートの土台コンクリート打ちを行いました
諏訪市大和でエコキュートを設置するための土台になるコンクリートを打ちました。
エコキュートとはヒートポンプという技術で大気熱を利用してお湯を沸かすものです。ヒートポンプを稼働させる電力は昼間より安い深夜電力を使用するため、電気代のコストカットになります。さらにお湯を沸かすために空気中の二酸化炭素を使用するので、地球にも優しいエコな給湯貯湯器です。
去年あたりからエコキュートの交換需要が増えてきました。2001年にコロナが世界で初めて販売してから18年、初期のころ導入したお宅はそろそろ交換時期なのでしょう。
まず地面を30cm掘ります。これは通常よりも約10cmほど深い掘削です。諏訪地方は真冬は氷点下15度にもなる寒冷地です。通常の深さでは地面が凍って地中から土間コンクリートを持ち上げてしまいます。ひび割れや傾きのもつながるので、寒冷地仕様の深さで掘ります。重機が入らなかったので手で掘りました。掘った後地面を水平に均します。なかなかの重労働です。
コンクリートを流す型枠を必要なサイズに作成します。頑丈でまっすぐや直角がきちんと出ていないと、仕上がりの土間が曲がったものになります。職人の腕の見せ所です。
型枠を設置した後、お家の基礎に差し筋という鉄筋を組む土台を打ちました。
土間コンクリートの骨になる鉄筋を組んでいきます。業者によってはこの鉄筋を入れないで土間を打つところもあるそうですが、街の屋根やさん松本諏訪平店ではそのような手抜き工事はしません。手を抜いてあとから不具合が生じても知らんぷりということはしません!一度工事をさせていただいたお客様とは長くお付き合いをさせていただきたいので
グリという石や砕石を入れてコンクリートの土台にします。コンクリートだけだと強度が出ないため、このような石を土台として入れていきます。
いよいよコンクリートを流していきます。これも手で少しづつ運びながらの作業です。右の写真はバイブレータで振動をかけているところです。これはコンクリートの中にある気泡を振動をかけてつぶすためです。気泡をつぶさないと穴だらけの土間コンクリートになってしまいます。ここも我々が手を抜かないところの一つです。
バイブレーターが終わったら、表面を小手で均して滑らかにします。最後の仕上げの作業です。
コンクリートを固めるために中一日おいて翌々日に型枠を外して完成です。この後エコキュート本体を取り付けます。
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