松本市寿の和風住宅!古くなった柱の塗装を剥がして元の輝きを!
今回のご依頼は「古くなった柱に元の輝きを!」です。現場は深い庇がぐるりと廻してある、和風のお家でした。その庇を支えているのがこの柱です。年数が経って、汚れたり、赤茶色に焼けている状態です。さてどうやって復活させるのでしょうか?表面の汚れを落とし、古くなった当時の塗装を剥がしていきます。では、材料と手順を見ていきましょう。
汚れをふき取り、古い塗料の除去です。ここで使われるのが、「ネオリバー♯160」(三彩加工株式会社製)という剥離剤です。一般的な合成樹脂系塗膜やウレタン・エポキシ樹脂系塗膜の剥離に威力を発揮します。
見た目はちょっとドロッとした感じですね。粘性が高く、作業性も良いので(垂れずにくっつきやすい)、アルカリ刷毛塗り型タイプでは最強?です。若干のアンモニア臭があるので、今回は屋外でしたが屋内の場合は、十分に換気を行いましょう。
さて実際の作業です。剥離剤ネオリバーを刷毛で充分に塗布します。塗り忘れのないように、塗りましょう。これで一定時間放置します。季節にもよるでしょうが、30分位を目途に放置します。これで塗膜が軟化、浮き上がりが確認出来たら、除去作業に進みます。
そうそう作業には手袋を忘れないように!軟化した塗膜の除去ですが、今回は丸柱でしたので、ブラシで削り取りました。塗膜をしっかり絡めとり、素地を傷めないように真鍮のブラシを使いました。とにかく素地を傷つけないことが第一!ですね。
この作業をすべての柱で行います。1回の剥離作業で完全に剥離しない場合には、残膜部分に剥離剤の塗布から同様の作業を繰り返していきます。
最後に水洗いして、拭き上げます。残った塗膜や剥離剤がないか確認して、作業完了です。ちなみに除去・回収された塗膜や剥離剤は産業廃棄物扱いになりますので、指定された方法で処理します。
赤茶色に焼けていた柱が、元の素地の状態になりました。さあこれから新たに
塗装作業へと進みましょう!
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