トップライト(天窓)から雨漏り発生!緊急対応お願いします!!
今回は雨漏りの緊急対応です。トップライト(いわゆる天窓ですね)から雨漏りしてきたとのこと!この時期、いつ雨が降ってくるか分かりませんが、調査・点検に早速お伺いしてきました。言うまでもありませんが、天窓をあるということは明かりを取り入れるために、屋根に開口部を作るということですね。当然、雨の侵入を防ぐ手立て(雨仕舞)が重要なポイントになってきます!それでは状況を見てみましょう。
最初に見た様子です。天窓に養生用のシートが被せてありました。まずは一番怪しいところからの調査です。一般的に多いケースとしては、サッシ枠周りのコーキング、板金の施工不具合、傷みなどです。
養生のシートを剥がしてみました。ガラス面、周囲の板金に目立った不具合は確認されませんでした。天窓周辺の外部からの浸水の可能性はひくいのかな、との第一印象でした。写真でみると右下のコーナーからの雨漏りだそうです。
侵入した雨は上から来ることが多いので(遡ることがゼロとは言いませんが・・・)、屋根裏を覗いてみましょう。何か雨の侵入経路(痕跡)でもあれば・・・と思いましたが、残念ながら(?)しっかり乾燥した状態でした。
そうなるとやはり、窓周辺部を徹底的に調査!塗装の際に使う高圧洗浄機で疑似豪雨を再現。窓下でお施主様にも待機してもらっていましたが、なかなか落ちてきません・・・
放水の範囲を広げてみましょう。天窓周辺からもう少し写真右手の方へ放水。
写真奥に天窓が見えます。そこから真横の位置ですが、屋根材、板金が複雑に入り組んでいます。こういうところも怪しいですね。丸く加工された板金、そして棟を包む板金がコーキングされています。が・・・
が、少し痩せたり、切れていたり。棟板金の隙間に指をいれてみると、下地の材木が濡れているのが分かりました。(通常、簡単に指が入るほど隙間はないんですが・・・)
落ちてきませんねぇ・・・、と暫くしてきましたー!(予定通りの位置からで、少しテンションも高目に!お施主様ゴメンナサイ)屋根材が横葺きの場合、こういうケースもあります。屋根材の形状、繋ぎ部等々あらゆるところが水の通り道になります。雨漏りの難しいところですね。今回はコーキング処理で対応しましたが、出来ればもう一度強めの雨が降って、結果を確認したいところです。雨漏りはとても迷惑な話ですが、降るときに降ってもらわないと、傷んだ箇所がそのままになりもっと大事に!ということにならないように、この時期皆さんもご注意ください。
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