安曇野市堀金で外壁の補修工事をしてきました!点検~施工まで!
今回のご依頼は外壁の補修です。新築されて丸22年がたったそうです。これまであまり手をかけてこなかったため、あちこちで傷みが発生していました。信州という土地柄、夏の日射(日照時間は全国トップクラス!)冬の寒さ、凍み上がり・・・屋根、外壁は厳しい環境に晒されているわけです!人間と同じようにお家も、健康診断が必要で定期的なお手入れが長持ちのコツですね。
今回、一番重症だったのは浴室の窓上にある換気扇周りでした。湿気~結露~凍害(凍結と溶融の繰り返し)となり、外壁の爆裂へとなったのでしょう。壁体内が通気出来る構造になっていなかったことが、大きな原因と思われます。
補修方法としては、アルミパネルで損傷部分をカバーする手を選択しました。写真は換気扇のフードを外したのち、防水性のある気密テープを貼ったところです。(黒い部分が気密テープ)ここは外壁が完全に穴あきの状態だったので、念のため気密テープでガードしました。
損傷部分よりもやや広めにアルミパネルを固定したところです。(何度も出てくるアルミパネルというのは、樹脂パネルの両面からアルミ材でサンドイッチしたパネルです)このパネルを両面テープと接着剤で仮留めし、ビスで固定します。これではまだ隙間から浸水するため、パネル周囲をコーキングします。
右写真のように緑色のテープ(マスキングテープといいます)でまわりを保護しながら、コーキングしていきます。そのテープを剥がして完了となります。
さて次は2階の窓下部です。ここも同じ症状で、結露からくる凍害で外壁の表面が剥がれてきていました。窓下に何かプレートのような、小さな庇のようなものが見えますか?「窓下水切り」というもので、サッシ周りで結露した雫が直接、外壁に伝わって来ないようにするためのものです。こういうものが付いていても、傷むこともあります。
補修方法は同様に行います。(場所が2階窓なので、さらに注意して)コーキング前のマスキングテープを貼っているところですね。
ここが一番軽傷でした。サッシ枠の上下に塗膜の剥がれがありました。塗膜の剥がれだけではなく、サイディング材自体も傷み始めていましたので、こちらも同様にアルミパネルでカバー補修いたしました。
これで完了です!見た目はパネルが目立ちますが、決して応急手当ではなく、これで一安心ですね。ただ外観が気になるのであれば、塗装や部分的にサイディングを張り替える、さらには家全体を金属サイディングで包み込む「カバー工法」という手もあります。是非、ご検討ください!まずは「お家の健康診断」から始めてみませんか?
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