諏訪郡下諏訪町にて、擁壁が崩れそうなので補強工事をしました。
諏訪大社下社の門前町、諏訪湖と温泉で知られる諏訪郡下諏訪町。そんな街にお住いのいつもお世話になっているY様から、物置を乗せている擁壁が崩れそうなので直してほしいというご依頼を頂きました。
早速現場を見てみると、擁壁というよりは石積みが崩れかかっています。石の部分はご主人がご自分で積み上げたものだそうですが大きめの地震が来たらすぐにでも崩れそうです。上には物置があり、隣接するお家はないものの、近所の方がお散歩コースに使われているとの事で、ちょっと危険です。すぐに工事の手配をしました。
ご自分で積んだ石積み部分をコンクリートを流して補強をします。
まず谷積みというブロックの擁壁と、補強するコンクリートを一体化させるために、谷積みのブロックへ鉄筋を差し込み見ます。その鉄筋を水平に折り曲げ、別の鉄筋を垂直に編んでいきます。
鉄筋を組み終えたら、コンクリートを流し込む型枠を組んで、動かないように鉄パイプで固定します。
これで下準備は終了、いよいよコンクリートを流します。
近くまでトラックを寄せることができないので、一輪車で人力運搬です。何十往復もして流し終わりましたが、これで終わりではありません。このままだと気泡が残っていて、固まると穴だらけの擁壁になってしまいます。この気泡を消すためにバイブレーターという機械で振動させて、気泡を消していきます。この大きさだとなかなかすぐには消えないので、2時間ほど機械を抜き差しして気泡を消します。
きれいな擁壁が出来上がりました。この上に物置を乗せるは勿体ないくらいです。ここにガーデンチェアを置いて諏訪湖を眺めながらお茶をすれば最高ですが、物置の行き場がなくなるので断念しました。
お散歩される方々も安心して歩けます。
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