屋根工事に足場は必要なの?足場の種類とともにご説明します
いつも街の屋根やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます。これからも皆様のお役に立てる情報をお届けしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。私たちは松本エリア、諏訪エリアを中心に広く屋根工事をさせて頂いています。工事のご説明をしていると、屋根工事に足場は必要なの?というご質問をよく受けます。確かにお見積もりをすると20万円を超える金額になるので不安になられることもわかります。
でも答えは必要です。その理由はまず安全に作業するために必要なものということです。脚立やはしごで上ることもできます。なくても作業はできます。しかし下屋根で2.5m、大屋根で6m近くの高さで軒先に塗装をすると考えると、かなり怖いですし危険です。ご自分のお家の工事中に何かあっては気分もよくないですよね。もう一つ安全を確保できていれば仕上がりがきれいな工事ができます。足場があれば屋根の外側から作業できます。安心して作業ができれば確実な工事、仕上がりのきれいな工事ができます。安全面と施工面で屋根工事に足場は必要になります。
足場にもいくつか種類があります。足場の種類をご紹介します。
まず単管足場です。単管という鉄パイプをブラケットという接続部材でつないで組んでいく足場です。安定性に欠けるので単管足場にのっての作業は少々怖いです。足場を立てるスペースが少ない狭小地や、写真のような屋根足場に使います。また、DIYがお好きな方は単管足場を組んで小屋にしたり、棚代わりに組んだりもします。
街中でよく見る足場がこのくさび緊結式足場(ビケ足場)だと思います。くさびをハンマーで打ち込んで連結させるので単管足場よりも強度があり安心です。また、単管足場にはないアンチという作業床があるので、移動も単管足場より安全です。ただ、設置にある程度のスペースが必要なので狭小地には不向きと言えます。
枠組足場は橋梁工事や高層建築などに使われる足場です。安全性が高く45mまでの高層建築でも使えます。軽量で扱いやすく設置や解体にも容易なのがメリットですが、設置スペースや搬入路部材置き場の確保が必要なのがデメリットです。
吊り足場は地面から組み上げていくのではなく、上からつるす形の足場です。地面に設置できない橋梁工事などに使われます。
枠組足場や吊り足場は一般住宅の工事ではなかなか見られない足場の形ですが、お近くで高層建築工事や橋梁、高架橋などの工事があればちょっと覗いてみるのも面白いかと思います。ただし、安全には十分注意してください。
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