「屋根にサビが出てきたけれど、このまま塗装で大丈夫だろうか…」
「夏になると2階が暑く、少しでも快適に過ごせる方法はないだろうか…」
このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
今回は、諏訪郡富士見町でガルバリウム鋼板屋根「ウッドピース」の屋根塗装をご依頼いただいた施工事例をご紹介します。
現地調査では塗膜の劣化やサビが見られましたが、屋根材そのものには大きな傷みはなく、葺き替えやカバー工法ではなく塗装で十分延命できる状態でした。
さらに、標高が高く夏の日差しが強い富士見町という地域性も考慮し、今回は遮熱性能と耐候性を兼ね備えた関西ペイント「アレスダイナミックルーフ遮熱」をご提案しました。
| 項目 | 内容 |
| 施工場所 | 諏訪郡富士見町 |
| 建物 | 戸建住宅 |
| 築年数 | 約30年 |
| 屋根材 | ガルバリウム鋼板エンボス加工(ウッドピース) |
| 相談内容 | サビ・塗膜の剥がれ・夏場の暑さ |
| 施工内容 | 屋根遮熱塗装 |
| 使用塗料 | 関西ペイント アレスクールプライマー・アレスダイナミックルーフ遮熱 |
| 施工面積 | 165㎡ |
| 工期 | 10日 |
| 工事費 | 約60万円(税込) |
今回のお客様は、日頃からお付き合いのある企業様の社員様からご紹介いただきました。
屋根を見る機会があり、
「サビが目立ってきた。」
「このまま放置すると雨漏りしてしまうのではないか。」
「夏場の2階の暑さも何とかしたい。」
というご相談をいただき、現地調査に伺いました。
今回の屋根はガルバリウム鋼板製の**「ウッドピース」**という屋根材です。
表面に細かな凹凸(エンボス加工)が施されており、傷や汚れが目立ちにくく、金属屋根の中でも人気のある製品です。
施工前の屋根を見ると、全体的に塗膜が劣化し、サビも発生していました。
ガルバリウム鋼板はサビに強い屋根材ですが、塗膜が劣化した状態を長期間放置すると保護機能が失われ、徐々に腐食が進行してしまいます。
今回の屋根も、早めのメンテナンスが必要なタイミングでした。
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今回特に気になったのは、前回塗装からまだ10年経っていないにもかかわらず、劣化が進んでいたことです。
現地調査では、窓枠への塗料の付着や塗り残しなど、細かな施工不良も確認できました。
もちろん劣化には紫外線や気候条件も影響しますが、このような仕上がりを見ると、前回工事で十分な施工品質が確保されていなかった可能性も考えられます。
屋根塗装は使用する塗料だけでなく、「どのように施工したか」が耐久性を大きく左右する工事です。
今回の記事で一番お伝えしたいポイントです。
屋根にサビがあると、
「もう塗装では無理では?」
「カバー工法や葺き替えが必要なのでは?」
と思われる方もいらっしゃいます。
しかし今回の屋根は違いました。
サビや塗膜の劣化は見られましたが、ガルバリウム鋼板そのものには穴あきや著しい腐食はなく、屋根材としての寿命はまだ十分残っていました。
そのため、高額なカバー工法や葺き替えではなく、塗装による保護が最も適したメンテナンス方法と判断しました。
今回は一般的な屋根塗料ではなく、関西ペイントのアレスダイナミックルーフ遮熱をご提案しました。
理由は、このお住まいがこれからも長く住み続ける予定のお住まいだったこと、そして屋根面積が165㎡と広く、夏の日射の影響を受けやすい環境だったためです。
アレスダイナミックルーフ遮熱は、
この2つを兼ね備えた塗料です。
メーカー試験では、
というデータも公表されています。
もちろん建物の断熱性能や日当たりによって効果は変わりますが、屋根の温度上昇を抑えることでエアコン効率の向上や節電効果も期待できます。
「劇的に室内が涼しくなる塗料」ではありませんが、屋根を長持ちさせながら夏の暑さ対策もできる点が、この塗料を選んだ一番の理由です。
| 屋根の保護 | 〇 | 〇 |
| 美観回復 | 〇 | 〇 |
| 耐候性 | 〇 | ◎ ラジカル制御 |
| 遮熱性能 | △ | ◎ |
| 節電効果 | △ | 〇 |
| 夏場の屋根温度低減 | ほぼなし | 期待できる |
まずは下塗りとして、関西ペイントのアレスクールプライマーを塗布しました。
この塗料は遮熱塗料専用の下塗り材で、上塗りとの密着性を高めるだけでなく、遮熱性能を十分に発揮させる重要な役割があります。
一般的な白色の下塗り材とは異なり、アレスクールプライマーはグレー色のため、仕上げ色によっては中塗り時に下地が透けて見えることがあります。しかし、これは製品の特性であり施工不良ではありません
アレスクールプライマーは、遮熱塗料との組み合わせを前提に開発された専用下塗り材です。
上塗り塗料の密着性を高めるだけでなく、遮熱性能をより効果的に発揮できるようサポートする役割があります。
続いて、アレスダイナミックルーフ遮熱で中塗りを行いました。
この段階では、下塗りのグレーが部分的に透けて見えています。
初めてご覧になる方は「塗り残しでは?」と心配されることがありますが、これは遮熱塗料ではよく見られる現象です。
遮熱塗料は太陽光の赤外線を効率よく反射するため、一般的な黒色塗料とは顔料の構成が異なります。
そのため、中塗りだけでは下地が透けて見える場合があります。
もちろん、最終仕上げとなる上塗りを行うことで均一できれいな仕上がりになりますのでご安心ください。
遮熱塗料とは、太陽光に含まれる赤外線を反射し、屋根表面の温度上昇を抑える塗料です。
メーカー試験では一般塗料と比較して屋根表面温度が約20℃、室内温度が約3℃低減したというデータもあります。(関西ペイント調べ)
もちろん建物の断熱性能や日射条件によって効果は異なりますが、屋根の温度上昇を抑えることでエアコン効率の向上や節電効果も期待できます。
最後にもう一度、アレスダイナミックルーフ遮熱を塗り重ねました。
中塗りで見えていた下地もきれいに隠れ、美しい艶のある仕上がりになりました。
十分な塗膜厚を確保することで、遮熱性能だけでなく耐久性もしっかり発揮できます。
塗膜は紫外線を浴び続けると、「ラジカル」と呼ばれる劣化因子が発生し、色あせやチョーキング(白い粉が付く現象)の原因になります。
ラジカル制御型塗料は、このラジカルの発生や働きを抑えることで塗膜の劣化を遅らせ、美しい外観をより長く維持できるのが特長です。
つまり、「夏の暑さ対策」と「塗膜の長寿命化」を両立できる塗料と言えます。
屋根だけでなく、勝手口の庇や赤くサビていた雪止めLアングルもあわせて塗装しました。
こうした付帯部分は面積こそ小さいものの、サビを放置すると腐食が進みやすく、建物全体の見た目にも影響します。
細かな部分まで丁寧に仕上げることで、建物全体の美観と耐久性を高めることができます。


施工後は艶のある美しい屋根に仕上がりました。
見た目がきれいになっただけではなく、
を兼ね備えた屋根へ生まれ変わっています。
屋根材の状態を正しく診断したうえで最適な塗料を選定したことで、この先も安心してお住まいいただけるメンテナンスになりました。
お客様は今回で2回目の屋根塗装でした。
前回は塗装後10年足らずでサビや色あせが目立ち始め、「こんなに早く傷んでしまうものなのか」と不安を感じていたそうです。
現地調査では、窓枠への塗料の付着や塗り残しなど、前回施工時の細かな仕上げにも課題が見受けられました。
今回はそうした細部まで丁寧に仕上げたことで、「とてもきれいになった」と大変喜んでいただきました。
また、工事期間中は担当営業が毎日現場を訪れ、その日の作業内容や進捗をご報告していたため、安心して工事を任せられたとのお言葉もいただきました。
富士見町は標高約1,000mの高原地帯で、夏は比較的涼しいものの、標高が高い分だけ紫外線が強く、屋根への負担は決して小さくありません。
さらに冬は厳しい寒さや凍結・融解の繰り返しもあるため、地域の気候に適した塗料を選ぶことが屋根を長持ちさせるポイントになります。
屋根は「塗れば何でも同じ」ではありません。
屋根材の状態や住まい方、地域の気候まで考えた塗料選びが、長く安心して暮らせる住まいにつながります。
今回の現地調査では、サビだけでなく前回施工時の細かな施工不良も確認できました。
屋根塗装は高性能な塗料を選ぶことも大切ですが、それ以上に大切なのは、屋根の状態を正しく診断し、その屋根に合った施工を行うことです。
また、富士見町のように紫外線が強く寒暖差の大きい地域では、遮熱性能や耐候性を考慮した塗料選びが住まいを長持ちさせるポイントになります。
「うちの屋根も塗装で大丈夫?」
「遮熱塗料が向いているか知りたい。」
そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。
屋根の状態を確認し、お住まいに合った最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
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