茅野市の別荘地での下見軒天がキツツキの被害にあっています
茅野市の別荘のオーナー様からお問い合わせがあり、下見現地調査に行ってきました。街中では春の陽気で暖かかったのですが、別荘地まで行くとひんやりと肌寒く感じました。お問い合わせ内容は、軒天がキツツキの被害で20カ所ほど穴が開いているので見てほしいということと、屋根や外壁などメンテナンスが必要なら提案してほしいということでした。
◆お問い合わせ内容
軒天がキツツキにやられて穴が何カ所も開いている
屋根塗装、外壁塗装などメンテナンスの必要があるか
◆場所
茅野市別荘地
キツツキという鳥は実際にはおらず、木を叩く鳥のグループがキツツキというそうです。アカゲラ、アオゲラ、クマゲラなどが固有の名称だそうです。
ご覧のように、軒天に大きな穴が開いています。別荘地ではよくある鳥獣被害のひとつです。よく見ると薄ベニヤのようなもので補修している跡も見られます。過去にも被害にあっているようです。過去の補修痕も含めると18カ所被害にあっていました。通気の有孔ボードがありますが、ここもキツツキ被害にあっていました。
キツツキの種類はフクロウの種類が天敵なんだそうです。そのためにフクロウの置物を置いて、案山子のような役割でキツツキが近づくのを防げるらしいのですが、そのためなのかわかりませんが、フクロウの置物がかかっていました。でもそんなに効果は期待できないようですね。
補修方法ですが、①キツツキの被害にあわないように、②せっかくの木製の軒天なので木目調で、③軒裏通気口が機能するようにの3点を条件にいろいろ考えました。①をクリアするために金属製で、②をクリアするために木目調のデザインがあるもので、③をクリアするために通気のとれるもの、条件をすべてクリアするのが写真の角波板金に行きつきました。もちろん金属製で写真はブロンズ色ですが特注で木目調の板金を加工可能です。広い面が軒天に接触しないので通気も散れます。こちらを提案しようと思います。
木製サイディングの外壁は一部塗膜の剥がれた部分があるものの、概ねきれいでした。すぐにメンテナンスしなくてもよさそうですが、軒天の補修に足場が必要です。足場のコスパを考えると木部専用の保護塗料を塗装してもいいかと思います。屋根の写真は諸事情で載せることができませんが、急こう配(45度)の金属屋根でサビは出ていませんが塗り替えの時期です。
大きくて広いウッドデッキがありました。夏などはBBQなど楽しめそうです。でも、保護塗料が塗装されていない無垢材のままだったので、傷みだしてきています。デッキの裏側はコケも生えていました。ここは塗装の必要があります。
ウッドデッキ塗装の現場ブログはこちら
◆メンテナンス優先順位①軒天補修 ②ウッドデッキ塗装 ③屋根塗装 ④外壁塗装
◆ご提案
①軒天補修 角波板金でのカバー工法
②ウッドデッキ塗装 木部専用の保護塗料での塗装
③屋根塗装 高耐久フッ素樹脂塗料での塗装
④外兵塗装 木部専用の保護塗料での塗装
別荘など遠方にお住まいで、こちらのほうに建物がありそのメンテナンスをしたいという方、詳細な調査報告書もお作りしていますので、お気軽に街の屋根やさん松本諏訪平店までお問い合わせください
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