松本市波田で屋根の修復工事を進めていますがいよいよ完成です。今回の工事は南面が瓦屋根、北面に新たにニチハ株式会社の横暖ルーフプレミアムを施工しました。北面が積雪の重みにより垂木と呼ばれる屋根を支える材木が折れてしまった為に片方のみの修復工事です。この写真は先日張った軒裏のケイカル板へ塗装をした写真です。

もともとケイカル板はこの様に白色をしています。今回はここへ元のプリントベニヤの茶色に合わせ調色塗装をしました。左の写真は棟を境に北面が既存のプリントベニヤ、南面に調色塗装をしたケイカル板です。調色塗装はとても技術が必要です。どんな塗装職人でもできるという物ではありません。

こちらの写真の壁際も元の外壁の色に合わせて調色塗装をしています。ご覧の様に色もぴったりです。

こちらは塗装前の写真です。先日のブログでご紹介しましたが瓦屋根から金属屋根へと交換すると瓦屋根の高さにより壁際に大きな穴が空きます（以前のブログをみてください）ここへモルタルを詰めて穴を塞ぎます。乾燥に十分な乾燥時間を置き既存の外壁の色に合わせ塗装をします。

モルタルを塗ると細心の注意をしていても屋根が多少汚れてしまいます、写真の様に薄くセメントが垂れてしまっています。

最後の屋根を洗います。ホースで水を流しながら屋根材を1枚1枚雑巾がけをしました。屋根は年数と共に汚れていきますがお施主様に引き渡す時はピカピカな状態で！！これは内装でも外装でも私は一緒だと思っております。

足場も撤去をしゴミ掃除・点検もおわりいよいよ完成です。こちらの写真は施工前です。お分かり頂けますでしょうか？軒先の垂木が折れて歪んでしまっています。

こちらが完成です。軒先も真っすぐです！今回使用した屋根材はニチハ株式会社の横暖ルーフプレミアムS　塗膜20年保証品になります。焼付フッ素塗装ですので色褪せがしずらくとても長持ちします。軒樋は金属雨樋の105サイズです。当社ではご希望に合わせて各メーカーの様々な商品を取り揃えております。工期は約2週間。お施主様にはご不便をお掛けしましたが大変喜んで頂けました。